| 2005.06.09 Thursday/16:11 |
自然エネルギーを考えよう |

僕の町は風の町と言われるほど、風が強くて冬の吹雪なんかはもう大変な状態だ。
そんな風をエネルギーに変えようという動きがにわかに高まっている。気づけば僕の町に風力発電用の風車が増えている。
しかし膨大な建設費がかかることや用地の確保など課題はたくさんあるらしい。
先日、環境を考えるフォーラムに参加した際、この風力発電に関するテーマも発表されていた。
北海道グリーンファンドというNPO法人の取り組みについてだった。
市民からの出資により風車を建設して、その風車が作り出すエネルギーを電力会社に買ってもらうことにより得られた利益を出資者に配当する仕組みである。
僕の住んでる石狩にある風車「かりんぷう」と「かぜるちゃん」もこの方法で資金調達をしてできた風車なのだ。
出資者を公募したところ、全国から3ヶ月で実に6,000件を超える応募が殺到して2基合わせて4億7千万円の出資が集まったそうだ。
その背景にあるものは国民の自然エネルギーの利用による環境改善への関心だ。
訳の解らない金融機関にお金を預けるよりも目に見えて社会貢献していて、しかも確実にエネルギーを作り出しお金を生み出す意義のあるプロジェクトに投資したいという国民感情を表現している。
しかしながら、このプロジェクトの課題も少なくない。
ひとつは各電力会社との取引上の課題である。
各電力会社にしてみると将来、規制緩和が実現されると競合になるためにいろんな意味での圧力をかけるのだろう。
現在のところ、電力会社が購入してくれない限り、電力を勝手に販売できないルールになっているのだ。
また、火力発電や原子力発電のメリットは安定供給になのだが、風力発電や太陽光発電の場合、その供給は不安定だというデメリットも課題としてある。
このように建設費を含めたいくつかの課題はあるが、環境を考えるとしたら何かを犠牲にすることも必要だろう。
未来の子供たちのために環境を守り残すことが僕らの大きな責任であると考えるなら、僕らはいくつかの我慢をしなければならないのではないか・・・。
北海道グリーンファンドの取り組みを陰ながら応援したい。

